自然畑の微生物量の測定をしています。

宮崎 数史

2016年02月16日 06:23

宮ファームでは土壌微生物と野菜の共生が重要と捉えており、畑の土壌微生物量を相対的に定量しています。

ATP(アデノシン三リン酸)は、あらゆる生物がもつエネルギー代謝に必須の物質です。
また、土壌中のATPの量と、土壌微生物の量は、相関がある事が知られています。
http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010813761.pdf

畑の土壌のATPを測定し、土壌微生物量を推定しています。

土壌1gを秤量     
10mlのイオン交換水で希釈。
100ulをマイクロチューブにとり、10倍希釈したものをサンプルとした。
100ulを測定チューブに注入し、ルミノメーターで測定。



①マルチ無し混植 645 RLU ②カブ 413 ③マルチ下 1364
④-1日陰マルチ横の混植 556 ④-2日陰マルチ下 649
⑤日陰痩せ混植 1174 ⑥ブロッコリーマルチ下 2345
考察:③⑤は木質チップと廃菌床により菌類が豊富?
マルチ下日向条件が微生物増殖に向く?





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