元気な野菜はどうして元気なのか?
共生している菌根菌が野菜の病害虫抵抗性をあげてくれているから元気なのです。
(注意: アブラナ科には通常、菌根菌は樹枝状体を作りませんので、写真がアブラナ科のキャベツで矛盾するように見えますが、ここではそこを割り引いて野菜全般として見ていただけましたら。我々の観察では、アブラナ科のルートマット上でやりとりしてる可能性が高いと見ていますが、エビデンスには乏しいです。)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24072193/
肥料分が多いと根は直接肥料を吸ぅ遺伝子がオンになり、菌根菌に肥料分を届けてもらう遺伝子スイッチがオフになる。
肥料分が土中に多いと、根は菌根菌と共生することをやめてしまい、直接肥料分を吸うけれども、根が菌根菌とさよならすることは同時に、病害虫抵抗性をあげてくれる物質も入らなくなることを意味するのです。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25622136/
病原菌と植物と共生菌は、小さいRNA、miRを送り合うことで、攻めたり、守ったりしているのだ。
カビ菌が葉についても、菌根菌が根に共生していれば、miR319の遺伝子スイッチが入り、免疫が上がってカビにやられない。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2468014123001152
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35442163/
病原菌と植物と共生菌は、小さいRNA、miRを送り合うことで、攻めたり、守ったりしているのだ。
あらゆる生き物はmiRでコミュニケーションしているのだ。
miRを大切にするのが宮ファーム=miR_farm。
2017年にmiR_farmを立ち上げた時からの願い。
https://youtu.be/QXVeJihlxzA?feature=shared
2025.1.13 追記:
接種した植物のマイクロRNA2911が、コロナウイルスゲノムにくっついて働きを抑制するし。
https://miyafarm.hamazo.tv/e9897580.html