生命食野菜の研究勉強会での発表 in 北海道 2019

1/14 生命食野菜栽培研究会北海道部会様に講師としてお招きいただき、
「母乳から植物マイクロRNAが見つかった」論文の紹介 などを行いましたのでご報告いたします。

https://sofixagri.com/札幌で「sofix診断技術による生命食野菜栽培」を開/

私たちの持ち時間12:30~14:30は、対談形式で行われました。テーマは「医療と生命食 森嶌先生、原谷氏、宮崎氏コラボ」。
・心臓血管外科であり、統合医療の専門医でいらっしゃる医療法人ふじいやさか ラ・ヴィータ メディカルクリニック院長の森嶌先生と、
http://lavita-clinic.com/clinic/doctor.html
・抗酸化力の高い人参を作ることで「ガイアの夜明け」に出た原谷農園の原谷さんと、
https://www.harayafarm.com
対談する形式で発表致しました。
まず、原谷さんが、人参を食べたお客様達の様々な症状が改善した実例を紹介し、それを受けて私が関連しそうな論文を紹介し、起こっていることを推測するという形式で行われました。
例えば、原谷農園の人参ジュースを飲んだお母さんの母乳を飲んだ乳児の症状が回復した実例に関しましては、「母乳から植物マイクロRNAが見つかり、母乳を飲んだ乳児の免疫系遺伝子などの発現の調整することで乳児の免疫力に関係している可能性がある」ことを紹介しました。
森嶌先生は、飛行機の時間のご都合で、統合医療のお話を最初の50分で紹介されました。

午前中は、「土作りと生命食」というテーマで立命館大学久保教授のSOFIXの説明がありました。ホームページから言葉をお借りします。
「SOFIX(ソフィックス)とは、土壌肥沃度指標と呼ばれ、Soil Fertile Indexを略した名称です。」
「有機栽培をはじめとする物質循環型農業に望ましい土壌成分の量とバランスを数値化する診断指標であり、①植物生長に関する成分と ②物質循環に関する成分を測定します。立命館大学 生命科学部 久保幹教授らにより、農耕地土壌の診断技術として開発されました。」



夕方からの第三部のテーマは「生命食野菜栽培の基礎と新技術」
実際の技術のお話が各講師の皆さんからありました。

以下、感想です。
病気の方から注文が殺到する農家さんが北海道にある。
北海道で「生命食」というキーワードの元に集う農業者70人の勉強会。
農薬、無農薬、有機JAS、自然、様々なカテゴリーの農家さんが集っているけど、そこに触れることなく、生命力溢れる野菜を作ることに集中している皆様の多様性。
カテゴリーを限定しないで学び合う場所。カテゴリーすら忘れている場所。

知人の言葉を借りれば「エフィカシーを低くしない。自分の可能性を限定しない。」
生命食とカテゴリーはイコールではないということを知る。
すごい農家さんに学びたいと願っていた。訪れたタイミング。求めていたのはこういう場所。お互いを疎まし合うことなく学ぶ場所。分け隔てのない場所。生命食というキーワードは不思議。


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